資金収支計算書（人件費支出） １／２

支出の部

１）教職員の区分

教員免許の有無ではなく、発令基準による。
学校法人から教員として発令を受けているかどうか。

教員人件費は教員として所定の要件（教員免許など）を備えた者について、学校（学校教育法第1条に掲げる学校及び同法第82条の２に掲げる専修学校及び同法第83条第1項に掲げる各種学校）が教育職員（学長、副学長、教授、准教授、講師、助手、校長、副校長、園長、教頭、教諭、助教諭、養護教諭、養護助教諭等）として任用している者に係る人件費である。

職員人件費はそれ以外の人件費である。

個別事例
①司書教諭に係る人件費は教員人件費か。
司書教諭は学校図書館法第5条によって教諭をもって充てることとされているので、教員人件費となる。

②教員免許を持っているが、事務の仕事をしている場合。
教員免許の有無に係わらず、事務職員として任用された者に係る人件費は職員人件費となる。

２）本務と兼務

①正規に雇用されているか
②指定された職種に発令されているか

３）委託契約の取り扱い